EM Records

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若干数入荷しました。 以下、em recordsによる解説です。 "12インチLP2枚、64頁ブック(リソグラフとオフセット印刷のミックス)、7インチ透明ソノシート、リソグラフ印刷の折りたたみ目次をシルクスクリーン印刷が施された特製透明カバーに入れた豪華エディション。2023年にトロント市と当地のギャラリーの共同で限定500部出版された、一般に出回るわけもないアート作のストック入荷!(売り上げはトロント先住民女性リソースセンターに寄付される模様) 本作『Resonance Gathering』は、2017年から2019年にカナダで行われた米の実験音楽作曲家ポーリン・オリヴェロス(1932-2016)の音楽に関する大規模パフォーマンス・プロジェクトの記録として制作されたもの(回顧展ではない)。2LPのSide AにはアーティストでありオリヴェロスのパートナーIONEによるオーディオ詩が収録され、瞑想と夢想を行き来する51行のテキストを沈黙を交え催眠的に聞かせる。Side BからDの3面には3つの異なる演奏が収録され、演奏曲にはオリヴェロスが後に「ディープ・リスニング」と呼ぶ手法の原型となった最初期重要作「ヴァレリー・ソラナスとマリリン・モンローに彼らの絶望を認めて」(1968年/1970年)が選択されている。その長大なディープ・リスニング・パフォーマンスはマルチチャンネル・フォーマットで録音されレコードにはその抜粋を収録。内容は管・弦・鍵盤・打・電子楽器と多数の演奏者が入れ替わり参加しているが、演奏経験の無い者も含めたほぼアマチュアという面子、そもそも「盛り上がり」など眼中になく、終始抑揚も展開も設定されない演奏が多種類の音色と共に静かに進行していく。ディープ・リスニングは聴くことを通して自己と他者の感覚をどのように変容させることができるかを探ると提唱された手法で、作家の重要な転換点となった曲を初演から50年を経てあえて取り上げ、オリヴェロスの音楽が響き続けるものを確認する、という趣旨。 64頁ブックにはオリヴェロスによる書き下ろしテキスト、未発表の楽譜の抜粋、沢山の写真が掲載され結構なボリューム感。「Learning to fly together」と刻印されたソノシートには複数のロックトグルーヴ(エンドレスループ)が切ってあり瞑想を促す真言音響ループが各種収録されている。 リソグラフ印刷は塗料が剥がれやすいので扱いは要注意。LPの外袋に塗料が移っているものがありますがご愛嬌!" レーベルその他作品はこちら ///...
¥7,880

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沖縄の音楽家コージュンが、2023年8月に大阪のEM Recordsからリリースした再発レコードです。(オリジナルは1993年リリース) 以下、レーベルによる解説です。 "「平和なアジア」の心象風景を託した琉球電子サロンミュージック。この二つとない逸品『水中庭園』(1993)の発表30周年を祝した初LPリリース。 ボーナス曲を加えてお届けします。沖縄の音楽家、コージュンこと國場幸順(こくば こうじゅん)は、70年代から数々のバンドと関わって「裏方のコージュン」と呼ばれ、80年代半ばに六人組という幻のバンド(※註)を作ったことで一部に知られる。この『水中庭園』は、琉球王朝交易時代に着想をえた「平和なアジア」をイメージした「BGM」を作ろうと制作着手された作品だが、予期せぬコンサートバンド結成(のちの六人組)のため制作は中断。その後、バンドが消滅してプロジェクトが白紙に返ったものの、彼は機会を待ち1993 年に本作を完成させた。『水中庭園』は、沖縄をルーツとしながら広くアジアの音楽にも影響されており、アジア各地の伝統的音階に由来するフレーズを重ね、改変し、典型的な西洋の和音ハーモニーの動きを排除した点に大きな特徴がある。電子楽器とマルチトラックを使い、彼いわく「線を積み重ねる」ようなメロディー集積の実験は、沖縄からアジア世界へ新しいエネルギーを拡散させることを目指したかのようだ。そのすがすがしさと不思議さ、楽しさと色気のユニークな混合物であるサウンドはアジア由来の音階を束ねた結果に思われる。シンセとドラムマシンを駆使して心地よく特徴的なリズムを刻んでいるが、それはダンスフロアのためではなく、テクノロジーを駆使した「BGM=軽音楽」としての電子サロンミュージックをイメージしている。國場のいう「平和なアジア」とは、海上交易で繁栄した近世以前の東アジア~東南アジアの営みを想像したもので、そのネットワークでは物だけでなく音も行き来し、どの音楽(音階)も新しく「ポップな」ものとして迎えられたと彼は思い描く。※註:六人組は坂本龍一のレーベルメイトとして、ビル・ラズウェルのプロデュースで世界デビューする予定だったが、不運が重なって解散した。" レーベルその他作品はこちら /// Click here to see more EM Records releases...
¥3,630

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東北の民謡ナニャトヤラにフィーチャーした作品です。20ページのブックレット付属。 以下、レーベルによる解説です。 "俚謡山脈×エム・レコード再始動!いよいよ東北だ!俚謡山脈監修の民謡発掘シリーズ第5弾はフロア向けの縦断爆撃盆踊りチューン、岩手県北部二戸市の「ナニャトヤラ」をDROP!!東北最古の盆踊り唄の「現在進行形」がこんなにヤバかったとは!!!! コロナウィルスが猛威をふるった2019年以降、各地の民謡保存会もその活動を停止させ、盆踊りや発表会での披露、練習会までもが中止に追い込まれた。それに伴って、俚謡×エムの民謡発掘リリースも中断を余儀なくされた。「今」の民謡にこだわればこそ、唄が止まったコロナ禍中はリリースも止まらざるを得なかったのだ。2024年、状況は徐々に改善し、コロナ以前から温めていた我々のリリース計画が時を経て遂に実を結んだ。 今回リリースする「ナニャトヤラ」は、岩手県北部と青森の旧南部藩領に跨がった地域に広く伝わる、東北最古といわれる盆踊りだ。「ナニャトヤラ」というワンフレーズをひたすら繰り返すトランシーなこの盆踊りは「謎の歌」として知られ、その由来は諸説ある。有名なものはキリストの墓伝説と共に語られる「ヘブライ語説」だが源流は不明。「田名部おしまこ」「とらじょ様」「天間のみよこ」、更には北海道の代表的民謡である「道南盆唄」など多数の盆踊り唄や仕事唄がこの唄の系譜にあり、東北民謡のファンデーション(基礎)のひとつと言うことができるだろう。 本作は岩手県北部二戸市で活動する二戸市ナニャトヤラ保存会による「ナニャトヤラ」の2002年録音、2015年録音、2023年録音の3バージョンを収録した。この唄に纏わされた「謎の歌」というエキゾチシズムの色眼鏡をワンパンで吹き飛ばす、現場仕様の圧倒的テンション。縦断爆撃のような太鼓と即興で繋がれていく歌詞が鳴り止まない激ヤバな内容となっている。「保存会」を名乗りつつも、力強くナニャトヤラを現代の形にパッタナー(改良・発展)させていく、二戸市ナニャトヤラ保存会は「民謡=古い物語」という固定観念をぶち壊し、コロナ禍を乗り越えて再開した俚謡×エム民謡発掘シリーズの復活第一弾として相応しい。これが現場の音だ! 注記:本作では「ナニャトヤラ」と表記するが、「ナニャドヤラ」と表記される場合もある。" Tobirarecs6 · M3_NANYATOYARA_H27 レーベルその他作品はこちら /// Click here to see more...
Sold Out

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大阪のリズムアンサンブルgoatの再発レコードです。5曲を収録。 レーベルその他作品はこちら /// Click here to see more EM Records releases available at Tobira. ---------------------- 12" black...
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