T5UMUT5UMU // Sea of Trees 12"

フランス・パリのグライム作家／映像作家Violence Gratuiteが、2025年4月にウガンダ・カンパラのレフトフィールド・ダンスレーベルNyege Nyege傘下Hakuna Kulalaからリリースしたデビューレコードです。 実験フレンチポップ〜グライム11曲を収録。オレンジ盤です。 以下、レーベルによる解説です。 "多分野のアーティストでありキュレーターでもあるViolence Gratuiteは、ここ数年、ドキュメンタリーの制作、展覧会のプロデュース、ミュージックビデオやショートフィルムの監督など、クリエイティブな視点を研ぎ澄ませてきた。Baleine à Bossは、彼女のデビューアルバムというだけでなく、音楽制作への初めての挑戦でもある。彼女が音楽ソフトを試し始めたのは、このレコードをダビングする数週間前のことで、その事実が、このユニークなセットをより不可解なものにしている。率直に歌い、ヴォーカルをとり、各トラックをひとりでプロデュースする彼女は、シャンソン、ラップ、ノーウェーブ、実験的なエレクトロニクスなど、ポップとアヴァンギャルドの境界を漂う魅惑的な靄を呼び起こしながら、深く洗練されたサウンドを奏でる。 ル・フールはパリの広大な郊外で育ち、ブルトン人の母とカメルーン人の父から多様な影響を受けた。彼女は以前にも自分の祖先を作品に取り入れたことがあり、2017年に自伝的ドキュメンタリー『À L'ouest』を制作するために、母親の映画アーカイブの素材とバミレケの地で記録した自身の映像をつなぎ合わせた。Violence Gratuiteでは、カメルーン西部の広大な森、何世代にもわたって血に飢えた男たちによって荒らされた土地、そして脈打つテクノのリズムとフラクチャード・トラップ、フレンチ・ポップの亡霊をループさせながら、ル・ファーはより不可解なことを考えている。 オープニングの「Iséo」では、彼女の歌声が堂々と際立ち、吃音サンプルと8ビットのブリップで組み立てられたもろくてグライムなビートの上で、魅力的なマントラを重ねる。アクロバティックでありながら、どこかさりげないル・ファーは、うねるようなチャントや妖しげな鳴き声に乗せてフランス語で歌う。また、「Olive」ではフロウを切り替え、氷のようにクールなデッドスパンでラップし、ネプチューンズのようなギクシャクしたスタブにトゲトゲしたシンセが絡む。そして夜行性の「Smooth...

ウガンダの作家Masaka Masakaが、2025年3月にウガンダ・カンパラのレフトフィールド・ダンスレーベルNyege Nyege / Hakuna Kulalaからリリースした再発レコードです。（オリジナルは2024年リリース） Gqom〜トラップ〜アンビエント〜ダウンテンポ〜ダブなどジャンルを横断する14曲を収録。シルバー盤です。 以下、レーベルによる解説です。 "ウガンダで育ったマルチ・アーティストのイアン・ニャンジ（別名Masaka Masaka）は、常に音楽を作りたいと考えていた。彼は、カンパラの温暖なマーチソン湾を見下ろす丘、マキンディエにある友人のスタジオで初歩的なヒップホップビートを作り始めた。「ここでは、みんな同じものを聴いているように見えるんだ」と彼は説明するが、ニャンジーは群衆に従うことには興味がなかった。街中を定期的に通勤している間、彼の心はディーン・ブラント、スラウソン・マローン、アルカ、ジェプグマフィア、ヴェジンのサウンドにひびいていた。 Barely Making Muchは、彫刻的であると同時に探検的でもある、広大で野心的なアルバムである。Masaka Masakaは、Nyege...

1990年代から活動している東アフリカのラッパーMC YallahとフランスのトラックメイカーDebmasterが、2025年7月にウガンダ・カンパラのレフトフィールド・ダンスレーベルNyege Nyege傘下Hakuna Kulalaからリリースした共作レコードです。 トラップ〜ヒップホップ13曲を収録。白盤です。 レーベルその他作品はこちら /// Click here to see more Hakuna Kulala / Nyege...

ウガンダのエレクトロニック作家Authenticaly Plasticが、2025年9月に同国カンパラのレフトフィールド・ダンスレーベルNyege Nyege傘下Hakuna Kulalaからリリースするレコードです。 ポストインダストリアル・テクノ〜ストレンジビーツ9曲を収録。 以下、レーベルによる解説です。 "万華鏡のようで向精神的なAuthentically Plasticの2ndアルバムは、にじみ出るリズムと粘性のあるハーモニーの濃密な塊で、あらゆる方向に一気に押し寄せる。2022年にリリースされ高い評価を得た前作「Raw Space」は、西洋芸術の被写界深度への執着に呼応してAuthenticaly Plasticが「音の平面性」と名付けた強度のレベルを優先していた。「Rococo Ruine」は、初心に戻ることなく、そのコンセプトをさらに洗練させ、深化させることなく広げている。「Raw Space」の根底にあった力強いリズムは安定し、細切れにされ、Authenticaly Plasticの驚くべきメロディックな幻覚のアンカーとして機能する、より一貫した繰り返しに貼り付けられた。そして、この新鮮な展開こそが、ニューアルバムにユニークな音の指紋を与えているのだ。 「Raw...