The Appleseed Cast // Two Conversations LP

アメリカ・ニューオーリンズのビートメイカー／プロデューサーPreservationとNYのラッパーGabe 'Nandezが、2025年8月にNYのヒップホップレーベルBackwoodzStudiozからリリースした共作レコードです。 ヘビーなビートとドープなラップによるヒップホップ14曲を収録。 以下、レーベルによる解説です。 "Sortilègeは、著名なプロデューサー兼DJであるPreservationと新進気鋭の才能Gabe 'Nandezの新作アルバムである。両アーティストは、PreservationがBilly Woodsと2022年に制作したコラボレーション作品『Aethiopes』で初めて共演。Nandezは同アルバムの傑出した楽曲の一つでBoldy Jamesと共にフィーチャーされた。「ソーヴァージュ」が『ソティレージュ』のきっかけとなった。ニューオーリンズを拠点とするプロデューサーとニューヨークを拠点とするラッパーは、まず遠隔で、そして2024年2月にNandezが2週間の作業のためにニューオーリンズへ飛んだことで、徐々にアイデアを交換し始めた。 「とてもスムーズで、相乗効果があった」とNandezは説明する。「ブート・キャンプ・クリックやスカラマンガ、キューバン・リンクスなど、めちゃくちゃ音楽を聴いた。俺はあらゆる種類のクソみたいなことについて質問して、ゲームと歴史を吸収しようとしたんだ。そして実際に吸収した」 二人は共通のフランス語圏のルーツでも絆を深めた。Preservationはフランス系ハーフ、Nandezはマリ系ハーフだ。こうした繋がりは美学とサンプリング源の両面を通じて音楽にも反映され、その交流が『Sortilège』全体に流れている。世代、地理、文化の隔たりを埋めるこの作品は、独自の世界観を放つ一枚となった。難解でありながら、殴り合いのように率直で複雑さを排した『Sortilège』は、都会的と都市的の境界線を消し去る。それは明晰夢の中の映画であり、建設現場の壁に投影された『時計仕掛けのネグリチュード』。複合用途住宅。 この軌跡を辿る旅路に、アルマンド・ハマー、コンセプト・ジャクソン、ゼ・ンコマ・ンパガ・ニ・ンゴコ、ベンジャミン・ブッカー、ビリー・ウッズらが同行する。ああ、そして至る所にドラムが響く——ガタガタ鳴るドラムもあれば、脅しを囁くドラムもある。14トラックの間に、Preservationはどうにかして想像しうるあらゆる楽器へと到達するようだ——それでも各ビートには呼吸する余地がある。このブレイクビートの交響曲の中で、Nandezの紛れもないバリトンは確固たる目的を持って滑るように前進する、荒波に立つ戦艦のように。ベースがどっと響くたび、Nandezはカウンターパンチを放つ。これはヘビー級のスピーカーと分厚いヘッドホンに捧げるレコードだ。" レーベルその他作品はこちら /// Click...

1981年から活動しているイギリスのインダストリアル音楽家Nocturnal Emissions aka Nigel Ayersが、2025年9月に東京のAll Horned AnimalsからリリースしたCDです。 Nigelが1980年初頭から2024年までの音源13曲を収録したコンピレーションアルバムです。 以下、レーベルによる解説です。 "Nigel Ayersのソロ作品と長年にわたるプロジェクト「Nocturnal Emissions」を初めて網羅したコンピレーション盤。1980年代初頭から2024年までの音源を収録し、40年以上にわたる実験的サウンドの軌跡をたどる。東京にて完全リマスターされた本コンピレーションは、Nocturnal EmissionsとNigel Ayersの創作活動の主要な段階を辿る。1980年代初頭のスクワッティング・シーンや反資本主義抗議運動に根ざした、生々しく挑発的なノイズから始まり、...

アメリカ・CAのアンビエント作家Emily A. Spragueが、2025年10月に同国老舗レーベルRVNGからリリースしたレコードです。 日本ツアーでのライブ録音7曲を収録。 ※デジタル音源を無料でお送りいたしますのでお気軽にご連絡くださいませ 以下、レーベルによる解説です。 "Cloud Timeは、特定の時間と場所から生まれる即興音楽のライブ録音である。それは今や録音された音楽であると同時に、その瞬間に存在し、その空間のエネルギーを受け入れ反応する実践そのものであった。時間と場所における人間たち。共生を見出し、あらゆるエネルギーに対して最終的に持ちたくない支配感を手放すための試みである。 このアルバムは、私が初めて日本で演奏し、また訪れた記録である。予期せぬ事情が重なり、予定されていた日本初ツアーが計画段階で止まった後、私は「招かれた一時的な客として、ある場所に何かをもたらすこと」の意味について深く考えるようになった。 長年にわたりライブショーの様々な技術設定を構築しリハーサルを重ねる中で、私は常に「誤差」の余地を最小限に抑え、可能な限り意図的なものにすることを強く求めてきた。しかし今回の旅が現実のものとなる時、私はほとんど何も準備しないという強い決意を抱いていた。それは敗北感や無気力からではなく、むしろ激しい意志の表れだった。 パフォーマンスの場へ持ち込むのは、完全に今ここに存在し、唯一無二の自分、そしてそれゆえに唯一無二の音楽であるべきだと思った。その場に存在する者たちと共に、他の誰もがそうであるように、ただそこにだけ存在する何かを。その瞬間と、その中に込められた全てのエネルギーは、予測も再現も不可能な形で音楽の一部となった。人生の記憶としてのみ残る瞬間がまさにそうであるように。それはほとんど掴みどころもなく、ただ過ぎ去っていく時間の一種なのだ。" レーベルその他作品はこちら /// Click here to see...

アメリカのポストロックバンドThe Mercury Programが、2025年10月に同国発掘専門レーベルNumero Groupからリリースした再発レコードです。（オリジナルは2000年リリース） ポストハードコア〜ポストロック10曲を収録。クリアグリーン盤です。 レーベルその他作品はこちら /// Click here to see more Numero Group releases available at...