Takashi Tsuda // 湿度計 CD
ここに収められた5曲は、2007年夏 STARNET RECODE にて、音のインスタレーション『湿度計』として発表したものを再構成し、さらに益子でフィールドレコーディングした音の風景をコラージュしたものです。したがって、CD『湿度計』は、インスタレーションの音源をそのまま収録した記録音源というわけではありません。
私にとって、サウンドインスタレーションとCDでは作業のベクトルがまるで違うものです。
サウンドインスタレーションは多層的な時間を多層的なまま描くことができるものであり、一方CDはひとつの流れとして時間の多層性を表現するものである、と考えているからです。
2007年5月に打ち合わせとフィールドレコーディングのため益子に数日滞在し、インスタレーションの音源製作に入る段階で、展覧会時に販売する新作CDもあるといいのでは、というお話もいただいていたのですが、その時は上記を理由に一旦お断りする形になってしまいました。
インスタレーションの展示が7月一杯で終了し、8月9月は進行保留にしていたのですが、10月に入り自発的にCD音源としてまとめる作業に取り掛かりました。11月に一度益子を訪れてイメージを再確認し、デモ版として一応の完成を見たのは12月に入ってからです。
CDでは、早朝、午前、白昼、夕方、夜、という5つの場面に沿って、「朝の水」「畦道にて」「湿度計」「蒼」「夜の水」という5曲で構成しました。
作業は各場面ごとの時間帯にあわせて毎日少しづつ行ないました。当然のことながら、早朝と深夜では音の聴こえが異なり、また音の聴こえがもたらす心象も異なるからです。
音とは、空気振動と意識が相互に浸透する現象であり、音の作業は、相互浸透の様態を観察し定着させる試みである、という考えから、そうした作業工程が必要でもあり、またこれは「響き/聴こえ」に関して様々な発見をしていく楽しい体験でもありました。
1、朝の水
早朝の STARNET 近くの林の中、湧き水が滴る谷の小道にて夏鳥たちのさえずりを収録。
腐葉土を透過して集まってきた水滴が谷を潤し、鳥たちの水飲み場になります。
インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、リバース変調等の加工を施し、上記サウンドスケープとコラージュしました。
2、畦道にて
木工作家・高山秀樹さんに案内していただき、高山さんのアトリエ付近でフィールドレコーディングしました。真新しい水が張られたばかりの瑞々しい水田が、陽の光でゆっくりと暖まり、蛙が鳴き始めます。
はじめに音風景を構成し、インスタレーションに使用した音源をもとにギター用マルチエフェクターで演奏しドローンにしたものを重ねました。
3、湿度計
ピアノや水琴窟、鳥や虫の声などに聴こえる音は、全て水滴の音を電子変調したものです。
インスタレーションでは、完成したばかりの STARNET RECODE の梁に設置された14台のスピーカーから音がランダムに鳴る仕掛けでした。RECODE の外では虫や鳥が鳴いていて、音の風景は高館山へと続いていきます。
このインスタレーションで使用した7種類の音源をそのまま使って構成・ミックスしました。ただ、遠近法的な音の配置に疑問を持ったので、音の定位に関してかなり実験をしました。デジタル・サウンド・プロセスのソフトウェアであるmax/MSPを用いて、ゆるいモジュレーションとランダムなパンをかけ、片方のチャンネルのみをギター用マルチエフェクターのリバーブとディレイに送り、音量や定位、エフェクトのかかり具合がランダムに移り変わるようなシステムを作りました。このシステムをリアルタイムで操作したものをハードディスクに戻し録音しました。つまり、ミックス時には、私はラップトップ上のシステムのパラメータとエフェクターのフットペダルを即興的に演奏していたことになります。
4、蒼
夕闇迫る STARNET ZONE の中央にステレオマイクを立て、その周囲を裸足になって歩き回りながら、水の入ったガラス瓶や巻貝の貝殻で即興演奏しました。その音源を倍音律に電子変調し、ミキシングの段階で重ねました。音律の特徴が前面に出ていて、アルバム中では異色の、ちょっと不思議な雰囲気の曲と思います。
陽が陰り、蒼い静寂の気配が辺りを満たします。
5、夜の水
陽が落ちると、STARNET には田畑から蛙の合唱が聴こえてきます。
夜は深く、時間が満ち、音はねっとりと甘く沈澱していきます。
「朝の水」同様、インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、上記サウンドスケープとコラージュしました。
「朝の水」「湿度計」「夜の水」という3曲が、強いて言えば、インスタレーションでの音像に近いものとなっています。
12月中旬に再度STARNETを訪れ、馬場さんにデモを聴いていただき、その場でリリースが決まったのですが、その後ディレクター磯部さんとのやりとりを重ねながらミックスバランスや全体の尺等の調整をしました。この段階で、上記の複雑な(もしくは単純すぎる)作業工程のため調整ができない箇所も生じていましたが、結果的には、当初のイメージやコンセプトがかえって前面に出た音源になったと思います。この最終調整の作業は12月後半から年明けにかけて行ないました。
マスタリングは皿disc庄司広光さんの手によるものです。ディレクター磯部さんと私の立ち会いのもと、都内某所の皿discスタジオにて、1月中旬の丸一日かけて行なわれました。庄司さんの仕事にいつもながら脱帽する次第です。心より感謝を述べたいと思います。
最後になってしまいましたが、CD発売にあたって、かつて衛生放送局『ST.GIGA』のプロデューサーとして、近年はSOUNDBUMのプロジェクトで活躍されているフィールドレコーディングの先駆者、サウンドアーティストの川崎義博さんより、身に余るコメントをいただきました。心より御礼申し上げます。
(Takashi Tsuda)
ここに収められた5曲は、2007年夏 STARNET RECODE にて、音のインスタレーション『湿度計』として発表したものを再構成し、さらに益子でフィールドレコーディングした音の風景をコラージュしたものです。したがって、CD『湿度計』は、インスタレーションの音源をそのまま収録した記録音源というわけではありません。
私にとって、サウンドインスタレーションとCDでは作業のベクトルがまるで違うものです。
サウンドインスタレーションは多層的な時間を多層的なまま描くことができるものであり、一方CDはひとつの流れとして時間の多層性を表現するものである、と考えているからです。
2007年5月に打ち合わせとフィールドレコーディングのため益子に数日滞在し、インスタレーションの音源製作に入る段階で、展覧会時に販売する新作CDもあるといいのでは、というお話もいただいていたのですが、その時は上記を理由に一旦お断りする形になってしまいました。
インスタレーションの展示が7月一杯で終了し、8月9月は進行保留にしていたのですが、10月に入り自発的にCD音源としてまとめる作業に取り掛かりました。11月に一度益子を訪れてイメージを再確認し、デモ版として一応の完成を見たのは12月に入ってからです。
CDでは、早朝、午前、白昼、夕方、夜、という5つの場面に沿って、「朝の水」「畦道にて」「湿度計」「蒼」「夜の水」という5曲で構成しました。
作業は各場面ごとの時間帯にあわせて毎日少しづつ行ないました。当然のことながら、早朝と深夜では音の聴こえが異なり、また音の聴こえがもたらす心象も異なるからです。
音とは、空気振動と意識が相互に浸透する現象であり、音の作業は、相互浸透の様態を観察し定着させる試みである、という考えから、そうした作業工程が必要でもあり、またこれは「響き/聴こえ」に関して様々な発見をしていく楽しい体験でもありました。
1、朝の水
早朝の STARNET 近くの林の中、湧き水が滴る谷の小道にて夏鳥たちのさえずりを収録。
腐葉土を透過して集まってきた水滴が谷を潤し、鳥たちの水飲み場になります。
インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、リバース変調等の加工を施し、上記サウンドスケープとコラージュしました。
2、畦道にて
木工作家・高山秀樹さんに案内していただき、高山さんのアトリエ付近でフィールドレコーディングしました。真新しい水が張られたばかりの瑞々しい水田が、陽の光でゆっくりと暖まり、蛙が鳴き始めます。
はじめに音風景を構成し、インスタレーションに使用した音源をもとにギター用マルチエフェクターで演奏しドローンにしたものを重ねました。
3、湿度計
ピアノや水琴窟、鳥や虫の声などに聴こえる音は、全て水滴の音を電子変調したものです。
インスタレーションでは、完成したばかりの STARNET RECODE の梁に設置された14台のスピーカーから音がランダムに鳴る仕掛けでした。RECODE の外では虫や鳥が鳴いていて、音の風景は高館山へと続いていきます。
このインスタレーションで使用した7種類の音源をそのまま使って構成・ミックスしました。ただ、遠近法的な音の配置に疑問を持ったので、音の定位に関してかなり実験をしました。デジタル・サウンド・プロセスのソフトウェアであるmax/MSPを用いて、ゆるいモジュレーションとランダムなパンをかけ、片方のチャンネルのみをギター用マルチエフェクターのリバーブとディレイに送り、音量や定位、エフェクトのかかり具合がランダムに移り変わるようなシステムを作りました。このシステムをリアルタイムで操作したものをハードディスクに戻し録音しました。つまり、ミックス時には、私はラップトップ上のシステムのパラメータとエフェクターのフットペダルを即興的に演奏していたことになります。
4、蒼
夕闇迫る STARNET ZONE の中央にステレオマイクを立て、その周囲を裸足になって歩き回りながら、水の入ったガラス瓶や巻貝の貝殻で即興演奏しました。その音源を倍音律に電子変調し、ミキシングの段階で重ねました。音律の特徴が前面に出ていて、アルバム中では異色の、ちょっと不思議な雰囲気の曲と思います。
陽が陰り、蒼い静寂の気配が辺りを満たします。
5、夜の水
陽が落ちると、STARNET には田畑から蛙の合唱が聴こえてきます。
夜は深く、時間が満ち、音はねっとりと甘く沈澱していきます。
「朝の水」同様、インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、上記サウンドスケープとコラージュしました。
「朝の水」「湿度計」「夜の水」という3曲が、強いて言えば、インスタレーションでの音像に近いものとなっています。
12月中旬に再度STARNETを訪れ、馬場さんにデモを聴いていただき、その場でリリースが決まったのですが、その後ディレクター磯部さんとのやりとりを重ねながらミックスバランスや全体の尺等の調整をしました。この段階で、上記の複雑な(もしくは単純すぎる)作業工程のため調整ができない箇所も生じていましたが、結果的には、当初のイメージやコンセプトがかえって前面に出た音源になったと思います。この最終調整の作業は12月後半から年明けにかけて行ないました。
マスタリングは皿disc庄司広光さんの手によるものです。ディレクター磯部さんと私の立ち会いのもと、都内某所の皿discスタジオにて、1月中旬の丸一日かけて行なわれました。庄司さんの仕事にいつもながら脱帽する次第です。心より感謝を述べたいと思います。
最後になってしまいましたが、CD発売にあたって、かつて衛生放送局『ST.GIGA』のプロデューサーとして、近年はSOUNDBUMのプロジェクトで活躍されているフィールドレコーディングの先駆者、サウンドアーティストの川崎義博さんより、身に余るコメントをいただきました。心より御礼申し上げます。
(Takashi Tsuda)
Takashi Tsuda // 湿度計 CD
¥2,420
- Item no:
- Availability:
長らく廃盤となっていた作品が2014年にリイシュー。
3rd reissue of his first album 'Shitsudokei'.
CD『湿度計』制作メモここに収められた5曲は、2007年夏 STARNET RECODE にて、音のインスタレーション『湿度計』として発表したものを再構成し、さらに益子でフィールドレコーディングした音の風景をコラージュしたものです。したがって、CD『湿度計』は、インスタレーションの音源をそのまま収録した記録音源というわけではありません。
私にとって、サウンドインスタレーションとCDでは作業のベクトルがまるで違うものです。
サウンドインスタレーションは多層的な時間を多層的なまま描くことができるものであり、一方CDはひとつの流れとして時間の多層性を表現するものである、と考えているからです。
2007年5月に打ち合わせとフィールドレコーディングのため益子に数日滞在し、インスタレーションの音源製作に入る段階で、展覧会時に販売する新作CDもあるといいのでは、というお話もいただいていたのですが、その時は上記を理由に一旦お断りする形になってしまいました。
インスタレーションの展示が7月一杯で終了し、8月9月は進行保留にしていたのですが、10月に入り自発的にCD音源としてまとめる作業に取り掛かりました。11月に一度益子を訪れてイメージを再確認し、デモ版として一応の完成を見たのは12月に入ってからです。
CDでは、早朝、午前、白昼、夕方、夜、という5つの場面に沿って、「朝の水」「畦道にて」「湿度計」「蒼」「夜の水」という5曲で構成しました。
作業は各場面ごとの時間帯にあわせて毎日少しづつ行ないました。当然のことながら、早朝と深夜では音の聴こえが異なり、また音の聴こえがもたらす心象も異なるからです。
音とは、空気振動と意識が相互に浸透する現象であり、音の作業は、相互浸透の様態を観察し定着させる試みである、という考えから、そうした作業工程が必要でもあり、またこれは「響き/聴こえ」に関して様々な発見をしていく楽しい体験でもありました。
1、朝の水
早朝の STARNET 近くの林の中、湧き水が滴る谷の小道にて夏鳥たちのさえずりを収録。
腐葉土を透過して集まってきた水滴が谷を潤し、鳥たちの水飲み場になります。
インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、リバース変調等の加工を施し、上記サウンドスケープとコラージュしました。
2、畦道にて
木工作家・高山秀樹さんに案内していただき、高山さんのアトリエ付近でフィールドレコーディングしました。真新しい水が張られたばかりの瑞々しい水田が、陽の光でゆっくりと暖まり、蛙が鳴き始めます。
はじめに音風景を構成し、インスタレーションに使用した音源をもとにギター用マルチエフェクターで演奏しドローンにしたものを重ねました。
3、湿度計
ピアノや水琴窟、鳥や虫の声などに聴こえる音は、全て水滴の音を電子変調したものです。
インスタレーションでは、完成したばかりの STARNET RECODE の梁に設置された14台のスピーカーから音がランダムに鳴る仕掛けでした。RECODE の外では虫や鳥が鳴いていて、音の風景は高館山へと続いていきます。
このインスタレーションで使用した7種類の音源をそのまま使って構成・ミックスしました。ただ、遠近法的な音の配置に疑問を持ったので、音の定位に関してかなり実験をしました。デジタル・サウンド・プロセスのソフトウェアであるmax/MSPを用いて、ゆるいモジュレーションとランダムなパンをかけ、片方のチャンネルのみをギター用マルチエフェクターのリバーブとディレイに送り、音量や定位、エフェクトのかかり具合がランダムに移り変わるようなシステムを作りました。このシステムをリアルタイムで操作したものをハードディスクに戻し録音しました。つまり、ミックス時には、私はラップトップ上のシステムのパラメータとエフェクターのフットペダルを即興的に演奏していたことになります。
4、蒼
夕闇迫る STARNET ZONE の中央にステレオマイクを立て、その周囲を裸足になって歩き回りながら、水の入ったガラス瓶や巻貝の貝殻で即興演奏しました。その音源を倍音律に電子変調し、ミキシングの段階で重ねました。音律の特徴が前面に出ていて、アルバム中では異色の、ちょっと不思議な雰囲気の曲と思います。
陽が陰り、蒼い静寂の気配が辺りを満たします。
5、夜の水
陽が落ちると、STARNET には田畑から蛙の合唱が聴こえてきます。
夜は深く、時間が満ち、音はねっとりと甘く沈澱していきます。
「朝の水」同様、インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、上記サウンドスケープとコラージュしました。
「朝の水」「湿度計」「夜の水」という3曲が、強いて言えば、インスタレーションでの音像に近いものとなっています。
12月中旬に再度STARNETを訪れ、馬場さんにデモを聴いていただき、その場でリリースが決まったのですが、その後ディレクター磯部さんとのやりとりを重ねながらミックスバランスや全体の尺等の調整をしました。この段階で、上記の複雑な(もしくは単純すぎる)作業工程のため調整ができない箇所も生じていましたが、結果的には、当初のイメージやコンセプトがかえって前面に出た音源になったと思います。この最終調整の作業は12月後半から年明けにかけて行ないました。
マスタリングは皿disc庄司広光さんの手によるものです。ディレクター磯部さんと私の立ち会いのもと、都内某所の皿discスタジオにて、1月中旬の丸一日かけて行なわれました。庄司さんの仕事にいつもながら脱帽する次第です。心より感謝を述べたいと思います。
最後になってしまいましたが、CD発売にあたって、かつて衛生放送局『ST.GIGA』のプロデューサーとして、近年はSOUNDBUMのプロジェクトで活躍されているフィールドレコーディングの先駆者、サウンドアーティストの川崎義博さんより、身に余るコメントをいただきました。心より御礼申し上げます。
(Takashi Tsuda)
長らく廃盤となっていた作品が2014年にリイシュー。
3rd reissue of his first album 'Shitsudokei'.
Tsuda Takashi · 湿度計 trailer CD『湿度計』制作メモここに収められた5曲は、2007年夏 STARNET RECODE にて、音のインスタレーション『湿度計』として発表したものを再構成し、さらに益子でフィールドレコーディングした音の風景をコラージュしたものです。したがって、CD『湿度計』は、インスタレーションの音源をそのまま収録した記録音源というわけではありません。
私にとって、サウンドインスタレーションとCDでは作業のベクトルがまるで違うものです。
サウンドインスタレーションは多層的な時間を多層的なまま描くことができるものであり、一方CDはひとつの流れとして時間の多層性を表現するものである、と考えているからです。
2007年5月に打ち合わせとフィールドレコーディングのため益子に数日滞在し、インスタレーションの音源製作に入る段階で、展覧会時に販売する新作CDもあるといいのでは、というお話もいただいていたのですが、その時は上記を理由に一旦お断りする形になってしまいました。
インスタレーションの展示が7月一杯で終了し、8月9月は進行保留にしていたのですが、10月に入り自発的にCD音源としてまとめる作業に取り掛かりました。11月に一度益子を訪れてイメージを再確認し、デモ版として一応の完成を見たのは12月に入ってからです。
CDでは、早朝、午前、白昼、夕方、夜、という5つの場面に沿って、「朝の水」「畦道にて」「湿度計」「蒼」「夜の水」という5曲で構成しました。
作業は各場面ごとの時間帯にあわせて毎日少しづつ行ないました。当然のことながら、早朝と深夜では音の聴こえが異なり、また音の聴こえがもたらす心象も異なるからです。
音とは、空気振動と意識が相互に浸透する現象であり、音の作業は、相互浸透の様態を観察し定着させる試みである、という考えから、そうした作業工程が必要でもあり、またこれは「響き/聴こえ」に関して様々な発見をしていく楽しい体験でもありました。
1、朝の水
早朝の STARNET 近くの林の中、湧き水が滴る谷の小道にて夏鳥たちのさえずりを収録。
腐葉土を透過して集まってきた水滴が谷を潤し、鳥たちの水飲み場になります。
インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、リバース変調等の加工を施し、上記サウンドスケープとコラージュしました。
2、畦道にて
木工作家・高山秀樹さんに案内していただき、高山さんのアトリエ付近でフィールドレコーディングしました。真新しい水が張られたばかりの瑞々しい水田が、陽の光でゆっくりと暖まり、蛙が鳴き始めます。
はじめに音風景を構成し、インスタレーションに使用した音源をもとにギター用マルチエフェクターで演奏しドローンにしたものを重ねました。
3、湿度計
ピアノや水琴窟、鳥や虫の声などに聴こえる音は、全て水滴の音を電子変調したものです。
インスタレーションでは、完成したばかりの STARNET RECODE の梁に設置された14台のスピーカーから音がランダムに鳴る仕掛けでした。RECODE の外では虫や鳥が鳴いていて、音の風景は高館山へと続いていきます。
このインスタレーションで使用した7種類の音源をそのまま使って構成・ミックスしました。ただ、遠近法的な音の配置に疑問を持ったので、音の定位に関してかなり実験をしました。デジタル・サウンド・プロセスのソフトウェアであるmax/MSPを用いて、ゆるいモジュレーションとランダムなパンをかけ、片方のチャンネルのみをギター用マルチエフェクターのリバーブとディレイに送り、音量や定位、エフェクトのかかり具合がランダムに移り変わるようなシステムを作りました。このシステムをリアルタイムで操作したものをハードディスクに戻し録音しました。つまり、ミックス時には、私はラップトップ上のシステムのパラメータとエフェクターのフットペダルを即興的に演奏していたことになります。
4、蒼
夕闇迫る STARNET ZONE の中央にステレオマイクを立て、その周囲を裸足になって歩き回りながら、水の入ったガラス瓶や巻貝の貝殻で即興演奏しました。その音源を倍音律に電子変調し、ミキシングの段階で重ねました。音律の特徴が前面に出ていて、アルバム中では異色の、ちょっと不思議な雰囲気の曲と思います。
陽が陰り、蒼い静寂の気配が辺りを満たします。
5、夜の水
陽が落ちると、STARNET には田畑から蛙の合唱が聴こえてきます。
夜は深く、時間が満ち、音はねっとりと甘く沈澱していきます。
「朝の水」同様、インスタレーションで使用した音源を基に再生速度変調、上記サウンドスケープとコラージュしました。
「朝の水」「湿度計」「夜の水」という3曲が、強いて言えば、インスタレーションでの音像に近いものとなっています。
12月中旬に再度STARNETを訪れ、馬場さんにデモを聴いていただき、その場でリリースが決まったのですが、その後ディレクター磯部さんとのやりとりを重ねながらミックスバランスや全体の尺等の調整をしました。この段階で、上記の複雑な(もしくは単純すぎる)作業工程のため調整ができない箇所も生じていましたが、結果的には、当初のイメージやコンセプトがかえって前面に出た音源になったと思います。この最終調整の作業は12月後半から年明けにかけて行ないました。
マスタリングは皿disc庄司広光さんの手によるものです。ディレクター磯部さんと私の立ち会いのもと、都内某所の皿discスタジオにて、1月中旬の丸一日かけて行なわれました。庄司さんの仕事にいつもながら脱帽する次第です。心より感謝を述べたいと思います。
最後になってしまいましたが、CD発売にあたって、かつて衛生放送局『ST.GIGA』のプロデューサーとして、近年はSOUNDBUMのプロジェクトで活躍されているフィールドレコーディングの先駆者、サウンドアーティストの川崎義博さんより、身に余るコメントをいただきました。心より御礼申し上げます。
(Takashi Tsuda)
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{"id":9318948765946,"title":"Confusion s\/t LP","handle":"confusion-s-t-lp","description":"\u003cp\u003eセルビア・ベオグラードの5人組フュージョンバンドConfusionが、2026年7月にイタリア・ミラノのImcompetence Recordsからリリースしたレコードです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e第四世界フュージョン〜ジャズ・ファンク4曲を収録。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e以下、レーベルによる解説です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cem\u003e\"Incompetence RecordsからのConfusionのデビュー作は、規律ある即興性の実験を記録したものであり、有機的な相互作用が厳密に形に整えられたジャム・セッションだ。ベオグラードでドミトリー・スタインバーグ、アレクセイ・シウバエフ、ヴィクトル・ヴォルコヴィッチ、エフゲニー・ピアンコフ、レオニード・リペリスによってライブ録音されたこの音源は、その後、テオ・マセロによるマイルス・デイヴィスの画期的な編集を彷彿とさせる、メスのような精密さで解体され、再構築された。そこから生まれたのは、緩やかな即興の記録ではなく、一貫性のある構成された楽曲群だ。催眠的なパルスの上に浮かぶ無重力の構造は、宇宙的な雰囲気と柔らかなサイケデリアに染まっている。グルーヴにはスローモーションのような執拗さがあり、ジャズ・ファンクの儀式を親密かつ広大な何かへと折り込む「コズミック」な漂流感がある。\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cem\u003eこれまでレア・グルーヴ、ハウス、インディー・ロック、コンテンポラリーの領域を周回してきたミュージシャンたちにとって、『Confusion』は、ジャンルがテクスチャーと意図へと溶け込む領域へと、彼らの探求を広げるものだ。このレコードの魅惑的な美しさは、その抑制にある。モチーフは浮上し、溶け込み、再び現れる――まるで磁気テープの記憶を通して屈折したかのように。それぞれの断片は所定の位置に固定されつつも、人間的な弾力性を持って息づいている。このクインテットは、技巧を誇示するのではなく、それを雰囲気へと昇華させ、忍耐強く輝く連続体へと導いている。それはジャムというよりは、丹念に地図化された内なる宇宙のようで、深く耳を傾け、ゆっくりとその真髄が明らかになるよう調整されている。\"\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe style=\"border: 0; width: 100%; height: 120px;\" src=\"https:\/\/bandcamp.com\/EmbeddedPlayer\/album=2216237581\/size=large\/bgcol=ffffff\/linkcol=0687f5\/tracklist=false\/artwork=none\/transparent=true\/\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe src=\"https:\/\/bandcamp.com\/EmbeddedPlayer\/album=2216237581\/size=large\/bgcol=ffffff\/linkcol=0687f5\/tracklist=false\/artwork=none\/track=3791537630\/transparent=true\/\" style=\"border: 0; width: 100%; height: 120px;\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e---------------------------------------------\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e12\" black vinyl in full color sleeve. \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003eTracklist\u003c\/strong\u003e:\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1. Rules for Visiting the Pool 11:13 \u003cbr\u003e2. Jumps into the Width 07:27 \u003cbr\u003e3. Don't Feed the Snakes 13:57 \u003cbr\u003e4. Thunder in Paradise 09:55\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eFrom the label:\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\"\u003cmeta charset=\"utf-8\"\u003e\u003cem\u003eThe debut release by Confusion on Incompetence Records documents an exercise in disciplined spontaneity, a jam session where organic interaction is rigorously shaped into form. Recorded live in Belgrade by Dmitrii Steinberg, Aleksei Siubaev, Viktor Volkovich, Evgenii Piankov, and Leonid Lipelis, the material was subsequently dissected and reassembled with a scalpel like precision reminiscent of Teo Macero’s landmark edits for Miles Davis. What emerges is not a loose improvisational document but a suite of cohesive constructed pieces: weightless structures suspended over a hypnotic pulse, steeped in cosmic vibes and soft psychedelia. There is a slo mo insistence to the grooves, a kosmiche drift that folds jazz funk rituals into something both intimate and expansive.\u003c\/em\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cem\u003eFor musicians previously orbiting rare groove, house, indie rock, and modern composition, Confusion expands their explorations into a terrain where genre dissolves into texture and intention. The record’s mesmerizing beauty lies in its restraint, motifs surface, dissolve, and return as if refracted through magnetic tape memory, each fragment locked into place yet breathing with human elasticity. Rather than presenting virtuosity, the quintet channels it into atmosphere, into a patient, glowing continuum that feels less like a jam and more like a carefully mapped inner cosmos, calibrated for deep listening and slow revelation.\"\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eArtist : Confusion\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eLabel : Imcompetence Records\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003ecat no : ICP-EJ-V02\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eRelease date : 24th April 2026\u003c\/p\u003e","published_at":"2026-07-19T06:12:25+09:00","created_at":"2026-07-18T10:48:17+09:00","vendor":"Tobira Records","type":"","tags":["ambient","jazz","lp","new"],"price":454300,"price_min":454300,"price_max":454300,"available":true,"price_varies":false,"compare_at_price":null,"compare_at_price_min":0,"compare_at_price_max":0,"compare_at_price_varies":false,"variants":[{"id":49717401518330,"title":"Default Title","option1":"Default Title","option2":null,"option3":null,"sku":null,"requires_shipping":true,"taxable":true,"featured_image":null,"available":true,"name":"Confusion s\/t LP","public_title":null,"options":["Default Title"],"price":454300,"weight":430,"compare_at_price":null,"inventory_management":"shopify","barcode":null,"requires_selling_plan":false,"selling_plan_allocations":[],"quantity_rule":{"min":1,"max":null,"increment":1}}],"images":["\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/ScreenShot2026-07-18at10.44.20am.png?v=1784339162"],"featured_image":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/ScreenShot2026-07-18at10.44.20am.png?v=1784339162","options":["Title"],"media":[{"alt":null,"id":40188997533946,"position":1,"preview_image":{"aspect_ratio":0.987,"height":598,"width":590,"src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/ScreenShot2026-07-18at10.44.20am.png?v=1784339162"},"aspect_ratio":0.987,"height":598,"media_type":"image","src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/ScreenShot2026-07-18at10.44.20am.png?v=1784339162","width":590}],"requires_selling_plan":false,"selling_plan_groups":[],"content":"\u003cp\u003eセルビア・ベオグラードの5人組フュージョンバンドConfusionが、2026年7月にイタリア・ミラノのImcompetence Recordsからリリースしたレコードです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e第四世界フュージョン〜ジャズ・ファンク4曲を収録。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e以下、レーベルによる解説です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cem\u003e\"Incompetence RecordsからのConfusionのデビュー作は、規律ある即興性の実験を記録したものであり、有機的な相互作用が厳密に形に整えられたジャム・セッションだ。ベオグラードでドミトリー・スタインバーグ、アレクセイ・シウバエフ、ヴィクトル・ヴォルコヴィッチ、エフゲニー・ピアンコフ、レオニード・リペリスによってライブ録音されたこの音源は、その後、テオ・マセロによるマイルス・デイヴィスの画期的な編集を彷彿とさせる、メスのような精密さで解体され、再構築された。そこから生まれたのは、緩やかな即興の記録ではなく、一貫性のある構成された楽曲群だ。催眠的なパルスの上に浮かぶ無重力の構造は、宇宙的な雰囲気と柔らかなサイケデリアに染まっている。グルーヴにはスローモーションのような執拗さがあり、ジャズ・ファンクの儀式を親密かつ広大な何かへと折り込む「コズミック」な漂流感がある。\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cem\u003eこれまでレア・グルーヴ、ハウス、インディー・ロック、コンテンポラリーの領域を周回してきたミュージシャンたちにとって、『Confusion』は、ジャンルがテクスチャーと意図へと溶け込む領域へと、彼らの探求を広げるものだ。このレコードの魅惑的な美しさは、その抑制にある。モチーフは浮上し、溶け込み、再び現れる――まるで磁気テープの記憶を通して屈折したかのように。それぞれの断片は所定の位置に固定されつつも、人間的な弾力性を持って息づいている。このクインテットは、技巧を誇示するのではなく、それを雰囲気へと昇華させ、忍耐強く輝く連続体へと導いている。それはジャムというよりは、丹念に地図化された内なる宇宙のようで、深く耳を傾け、ゆっくりとその真髄が明らかになるよう調整されている。\"\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe style=\"border: 0; width: 100%; height: 120px;\" src=\"https:\/\/bandcamp.com\/EmbeddedPlayer\/album=2216237581\/size=large\/bgcol=ffffff\/linkcol=0687f5\/tracklist=false\/artwork=none\/transparent=true\/\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe src=\"https:\/\/bandcamp.com\/EmbeddedPlayer\/album=2216237581\/size=large\/bgcol=ffffff\/linkcol=0687f5\/tracklist=false\/artwork=none\/track=3791537630\/transparent=true\/\" style=\"border: 0; width: 100%; height: 120px;\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e---------------------------------------------\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e12\" black vinyl in full color sleeve. \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003eTracklist\u003c\/strong\u003e:\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1. 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There is a slo mo insistence to the grooves, a kosmiche drift that folds jazz funk rituals into something both intimate and expansive.\u003c\/em\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cem\u003eFor musicians previously orbiting rare groove, house, indie rock, and modern composition, Confusion expands their explorations into a terrain where genre dissolves into texture and intention. The record’s mesmerizing beauty lies in its restraint, motifs surface, dissolve, and return as if refracted through magnetic tape memory, each fragment locked into place yet breathing with human elasticity. Rather than presenting virtuosity, the quintet channels it into atmosphere, into a patient, glowing continuum that feels less like a jam and more like a carefully mapped inner cosmos, calibrated for deep listening and slow revelation.\"\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eArtist : Confusion\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eLabel : Imcompetence Records\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003ecat no : ICP-EJ-V02\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eRelease date : 24th April 2026\u003c\/p\u003e"}
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¥4,543
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In the game for more than a decade now, the producer, mastering engineer and all-round visionary artist has delivered an impressive range of music across both his own ANWO imprint as well as for West Mineral ltd., 12th Isle, Firecracker and more.\u003c\/em\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cem\u003eAlways content to subvert expectations and blur stylistic lines, on Intuitive Word there is a clear fascination with a spectral, whittled-down-to-its-core type of avant-pop\/RNB hybrid. Digital strings, dubbed beyond recognition semantic snatches, re-imagined new age style synthesis and even flourishes of MMORPG computer game soundtracks all combine into something that feels uniquely Flaty. In a sense, Intuitive Word marries ambient sound collage and hyperreal, narrative-style vocal processing. However, glimmers of shoegaze and old 'ethereal' bands (think Harold Budd \u0026amp; Cocteau Twins) crop up on tracks like 'Tree' and 'Nepal Lit', a testament to Flaty's skill for world-building and atmospherics.\u003c\/em\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cem\u003eAcross the 19 cuts there is a recurring theme of choral style, computer-generated elegies. A kind of 'cristal trance', in their words. 'Mint' combines these with overtly RNB style vocal\u003cspan class=\"bcTruncateMore\"\u003e samples, whereas darker, more broken beat soundscapes can be heard on the Madteo collab 'Observer'. With plenty of sombre and cinematic style ventures such as 'NEWS' breaking up the album and eschewing this focus on vocals, we find one of the most consistent producers in the current Russian scene delivering what may well be his most accomplished collection yet.\"\u003c\/span\u003e\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eArtist : Flaty\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eLabel : \u003cmeta charset=\"utf-8\"\u003e\u003cspan\u003eGost Zvuk\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan\u003ecat no : GOST020\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan\u003eRelease date : 28th April 2023\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e","published_at":"2026-07-19T06:04:02+09:00","created_at":"2026-07-18T10:43:12+09:00","vendor":"Tobira Records","type":"","tags":["ambient","house","lp","new","techno \/ house"],"price":388000,"price_min":388000,"price_max":388000,"available":true,"price_varies":false,"compare_at_price":null,"compare_at_price_min":0,"compare_at_price_max":0,"compare_at_price_varies":false,"variants":[{"id":49717378121978,"title":"Default Title","option1":"Default Title","option2":null,"option3":null,"sku":null,"requires_shipping":true,"taxable":true,"featured_image":null,"available":true,"name":"Flaty \/\/ Intuitive Word 2xLP [COLOR]","public_title":null,"options":["Default Title"],"price":388000,"weight":530,"compare_at_price":null,"inventory_management":"shopify","barcode":null,"requires_selling_plan":false,"selling_plan_allocations":[],"quantity_rule":{"min":1,"max":null,"increment":1}}],"images":["\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/fla1_0cf640f4-dae4-4f46-a6c4-5919f0e6344c.jpg?v=1784338816","\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/fla2_f2f2a17b-9486-47ed-b668-5d4ef69b51c7.jpg?v=1784338816"],"featured_image":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/fla1_0cf640f4-dae4-4f46-a6c4-5919f0e6344c.jpg?v=1784338816","options":["Title"],"media":[{"alt":null,"id":40188971319546,"position":1,"preview_image":{"aspect_ratio":1.0,"height":350,"width":350,"src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/fla1_0cf640f4-dae4-4f46-a6c4-5919f0e6344c.jpg?v=1784338816"},"aspect_ratio":1.0,"height":350,"media_type":"image","src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/fla1_0cf640f4-dae4-4f46-a6c4-5919f0e6344c.jpg?v=1784338816","width":350},{"alt":null,"id":40188971352314,"position":2,"preview_image":{"aspect_ratio":1.0,"height":1200,"width":1200,"src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/fla2_f2f2a17b-9486-47ed-b668-5d4ef69b51c7.jpg?v=1784338816"},"aspect_ratio":1.0,"height":1200,"media_type":"image","src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/fla2_f2f2a17b-9486-47ed-b668-5d4ef69b51c7.jpg?v=1784338816","width":1200}],"requires_selling_plan":false,"selling_plan_groups":[],"content":"\u003cp\u003eTobiraインストアショーケースでも素晴らしいライブを披露してくれたロシア・サンクトペテルブルクのテクノ作家Flatyが、2023年に同国テクノレーベルGost Zvukからリリースした2枚組レコードです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eアンビエント・テクノ〜エレクトロニック・アンビエント〜IDM19曲を収録。白盤です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe src=\"https:\/\/w.soundcloud.com\/player\/?url=https%3A\/\/api.soundcloud.com\/tracks\/soundcloud%253Atracks%253A1497588049\u0026amp;color=%23ff5500\u0026amp;auto_play=false\u0026amp;hide_related=false\u0026amp;show_comments=true\u0026amp;show_user=true\u0026amp;show_reposts=false\u0026amp;show_teaser=true\u0026amp;visual=true\" height=\"300\" width=\"100%\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cdiv style=\"font-size: 10px; color: #cccccc; line-break: anywhere; word-break: normal; overflow: hidden; white-space: nowrap; text-overflow: ellipsis; font-family: Interstate,Lucida Grande,Lucida Sans Unicode,Lucida Sans,Garuda,Verdana,Tahoma,sans-serif; font-weight: 100;\"\u003e\n\u003ca style=\"color: #cccccc; text-decoration: none;\" title=\"Gost Zvuk Records\" href=\"https:\/\/soundcloud.com\/gost-zvuk-records\" target=\"_blank\"\u003eGost Zvuk Records\u003c\/a\u003e · \u003ca style=\"color: #cccccc; text-decoration: none;\" title='GOST020: Flaty \"Intuitive Word\"' href=\"https:\/\/soundcloud.com\/gost-zvuk-records\/gost020\" target=\"_blank\"\u003eGOST020: Flaty \"Intuitive Word\"\u003c\/a\u003e\n\u003c\/div\u003e\n\u003cp\u003e----------------------------------------\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e2 x 12\" solid white vinyl in full color sleeve. \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003eTracklist\u003c\/strong\u003e:\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1. 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In the game for more than a decade now, the producer, mastering engineer and all-round visionary artist has delivered an impressive range of music across both his own ANWO imprint as well as for West Mineral ltd., 12th Isle, Firecracker and more.\u003c\/em\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cem\u003eAlways content to subvert expectations and blur stylistic lines, on Intuitive Word there is a clear fascination with a spectral, whittled-down-to-its-core type of avant-pop\/RNB hybrid. Digital strings, dubbed beyond recognition semantic snatches, re-imagined new age style synthesis and even flourishes of MMORPG computer game soundtracks all combine into something that feels uniquely Flaty. In a sense, Intuitive Word marries ambient sound collage and hyperreal, narrative-style vocal processing. However, glimmers of shoegaze and old 'ethereal' bands (think Harold Budd \u0026amp; Cocteau Twins) crop up on tracks like 'Tree' and 'Nepal Lit', a testament to Flaty's skill for world-building and atmospherics.\u003c\/em\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cem\u003eAcross the 19 cuts there is a recurring theme of choral style, computer-generated elegies. A kind of 'cristal trance', in their words. 'Mint' combines these with overtly RNB style vocal\u003cspan class=\"bcTruncateMore\"\u003e samples, whereas darker, more broken beat soundscapes can be heard on the Madteo collab 'Observer'. With plenty of sombre and cinematic style ventures such as 'NEWS' breaking up the album and eschewing this focus on vocals, we find one of the most consistent producers in the current Russian scene delivering what may well be his most accomplished collection yet.\"\u003c\/span\u003e\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eArtist : Flaty\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eLabel : \u003cmeta charset=\"utf-8\"\u003e\u003cspan\u003eGost Zvuk\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan\u003ecat no : GOST020\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cspan\u003eRelease date : 28th April 2023\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e"}
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¥3,880
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{"id":9318933299450,"title":"Konduku \/\/ Sarmal 12inch","handle":"konduku-sarmal-12inch","description":"\u003cp\u003eオランダのテクノ作家Kondukuが、2026年7月に自身が新たに立ち上げたレーベルHayalからリリースした12\"です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eポリリズム溢れるサイケデリックなミニマルテクノ〜アンビエント・テクノ3曲を収録。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e以下、レーベルによる解説です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\"\u003ci\u003eリズムと空間への深い探求における新たな一歩として、Kondukuは3曲入りシングル『Sarmal』をリリースし、新レーベル「Hayal」を立ち上げた。2018年から2024年にかけてNous'klaer Audioからリリースされた高評価のEPシリーズ『K』で確立したビジュアル美学を引き継ぎ、ライブで徹底的に鍛え上げられたこれらのトラックは、自然で控えめな進化として登場している。\u003c\/i\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cem\u003eサイケデリックでモダニストなテクノという幅広い枠組みの中で、この『Hayal』からの初リリースは、カスケードのように流れ落ちる角ばったパーカッションと瞑想的な雰囲気へのKondukuのこだわりを維持している。『Zelve』は、物思いにふけるような曖昧なムードと、安定したフロア向けの4\/4ビートの底流を融合させている一方、『Sarmal』は繊細な始まりから徐々に盛り上がり、陶酔的なピークへと向かっていく。『Sarmal』の核心にある音楽性は、EPの最後を飾るビートレスの「アンビエント・バージョン」で際立っている。この夢見がちなエレクトロニカの華やかな展開が、Kondukuのサウンドに内在するエネルギーのバランスをもたらしている。\"\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe style=\"border: 0; width: 100%; height: 120px;\" src=\"https:\/\/bandcamp.com\/EmbeddedPlayer\/album=1785424598\/size=large\/bgcol=ffffff\/linkcol=0687f5\/tracklist=false\/artwork=none\/transparent=true\/\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e-------------------------------------------------\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e12\" black vinyl.\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003eTracklist\u003c\/strong\u003e:\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1. 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The musicality at the heart of 'Sarmal' shines through in a beatless 'Ambient version' that closes out the EP — a flourish of starry-eyed electronica providing the energetic balance intrinsic to Konduku's sound.\"\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eArtist : Konduku\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eLabel : Hayal\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003ecat no : HYL001\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eRelease date : 12th June 2026\u003c\/p\u003e","published_at":"2026-07-18T14:29:20+09:00","created_at":"2026-07-18T09:53:18+09:00","vendor":"Tobira Records","type":"","tags":["ambient","lp","new","recommended","techno \/ house"],"price":316000,"price_min":316000,"price_max":316000,"available":true,"price_varies":false,"compare_at_price":null,"compare_at_price_min":0,"compare_at_price_max":0,"compare_at_price_varies":false,"variants":[{"id":49717313437946,"title":"Default Title","option1":"Default Title","option2":null,"option3":null,"sku":null,"requires_shipping":true,"taxable":true,"featured_image":null,"available":true,"name":"Konduku \/\/ Sarmal 12inch","public_title":null,"options":["Default Title"],"price":316000,"weight":430,"compare_at_price":null,"inventory_management":"shopify","barcode":null,"requires_selling_plan":false,"selling_plan_allocations":[],"quantity_rule":{"min":1,"max":null,"increment":1}}],"images":["\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/kon1_de584663-938c-4342-a285-45641d89077c.jpg?v=1784335894","\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/kon2_4052b793-0bcb-4560-acf8-a298e34290bd.jpg?v=1784335894"],"featured_image":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/kon1_de584663-938c-4342-a285-45641d89077c.jpg?v=1784335894","options":["Title"],"media":[{"alt":null,"id":40188842410234,"position":1,"preview_image":{"aspect_ratio":1.0,"height":350,"width":350,"src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/kon1_de584663-938c-4342-a285-45641d89077c.jpg?v=1784335894"},"aspect_ratio":1.0,"height":350,"media_type":"image","src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/kon1_de584663-938c-4342-a285-45641d89077c.jpg?v=1784335894","width":350},{"alt":null,"id":40188842443002,"position":2,"preview_image":{"aspect_ratio":1.0,"height":1200,"width":1200,"src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/kon2_4052b793-0bcb-4560-acf8-a298e34290bd.jpg?v=1784335894"},"aspect_ratio":1.0,"height":1200,"media_type":"image","src":"\/\/tobirarecords.com\/cdn\/shop\/files\/kon2_4052b793-0bcb-4560-acf8-a298e34290bd.jpg?v=1784335894","width":1200}],"requires_selling_plan":false,"selling_plan_groups":[],"content":"\u003cp\u003eオランダのテクノ作家Kondukuが、2026年7月に自身が新たに立ち上げたレーベルHayalからリリースした12\"です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eポリリズム溢れるサイケデリックなミニマルテクノ〜アンビエント・テクノ3曲を収録。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e以下、レーベルによる解説です。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\"\u003ci\u003eリズムと空間への深い探求における新たな一歩として、Kondukuは3曲入りシングル『Sarmal』をリリースし、新レーベル「Hayal」を立ち上げた。2018年から2024年にかけてNous'klaer Audioからリリースされた高評価のEPシリーズ『K』で確立したビジュアル美学を引き継ぎ、ライブで徹底的に鍛え上げられたこれらのトラックは、自然で控えめな進化として登場している。\u003c\/i\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cem\u003eサイケデリックでモダニストなテクノという幅広い枠組みの中で、この『Hayal』からの初リリースは、カスケードのように流れ落ちる角ばったパーカッションと瞑想的な雰囲気へのKondukuのこだわりを維持している。『Zelve』は、物思いにふけるような曖昧なムードと、安定したフロア向けの4\/4ビートの底流を融合させている一方、『Sarmal』は繊細な始まりから徐々に盛り上がり、陶酔的なピークへと向かっていく。『Sarmal』の核心にある音楽性は、EPの最後を飾るビートレスの「アンビエント・バージョン」で際立っている。この夢見がちなエレクトロニカの華やかな展開が、Kondukuのサウンドに内在するエネルギーのバランスをもたらしている。\"\u003c\/em\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe style=\"border: 0; width: 100%; height: 120px;\" src=\"https:\/\/bandcamp.com\/EmbeddedPlayer\/album=1785424598\/size=large\/bgcol=ffffff\/linkcol=0687f5\/tracklist=false\/artwork=none\/transparent=true\/\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e-------------------------------------------------\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e12\" black vinyl.\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003eTracklist\u003c\/strong\u003e:\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e1. 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{"id":9312946520314,"title":"Gustaf Dicksson \/ Post-Tragic \/ Sonja LaBianca \/ Frida Johanne \/\/ Stilla Dagar, Stilla Nätter\/Stille Dage, Stille Nætter LP","handle":"gustaf-dicksson-post-tragic-sonja-labianca-frida-johanne-stilla-dagar-stilla-natter-stille-dage-stille-naetter-lp","description":"\u003cp\u003eデンマークとスウェーデンのアンビエント作家Gustaf Dicksson \/ Post-Tragic \/ Sonja LaBianca \/ Frida Johanneが、2026年7月にスウェーデンのLo-FiレーベルDiscreet Musicからリリースした共作レコードです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eシンセとピアノ、サックス、スポークンワード、フィールドレコーディングによるLo-Fiポストニューエイジ・アンビエント5曲を収録。\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e※デジタル音源を無料でお送りいたしますのでお気軽にご連絡くださいませ\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003ciframe src=\"https:\/\/bandcamp.com\/EmbeddedPlayer\/album=3140314881\/size=large\/bgcol=ffffff\/linkcol=0687f5\/tracklist=false\/artwork=none\/transparent=true\/\" style=\"border: 0; width: 100%; height: 120px;\"\u003e\u003c\/iframe\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eレーベルその他作品は\u003ca href=\"https:\/\/tobirarecords.com\/collections\/discreet-music\"\u003eこちら\u003c\/a\u003e \/\/\/ Click \u003ca href=\"https:\/\/tobirarecords.com\/collections\/discreet-music\"\u003ehere\u003c\/a\u003e to see more Discreet Music releases available at Tobira. \u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e----------------------------\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003eAsk us for digital files.\u003cbr\u003eRegular edition 12\" black vinyl \u003cmeta charset=\"utf-8\"\u003e\u003cspan\u003ewith paste-on cover.\u003cbr\u003eEdition of 110 copies.\u003c\/span\u003e\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cstrong\u003eTracklist\u003c\/strong\u003e:\u003c\/p\u003e\n\u003cp\u003e\u003cmeta charset=\"utf-8\"\u003e\u003cspan\u003eStilla dagar \/ Stille dage:\u003c\/span\u003e\u003cbr\u003e\u003cbr\u003e\u003cspan\u003eA1. 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