ベルギーの実験ポップ作家Tristanneが、2025年4月に同国実験レーベルCortizonaからリリースしたレコードです。 フェアリーなエレクロトニック・アンビエント〜実験ネオクラシカル・ポップ10曲を収録。 ※デジタル音源を無料でお送りいたしますのでお気軽にご連絡くださいませ 以下、レーベルによる解説です。 "『Sexy Tears』は、Tristanneの絶賛されたポップ・ジャズデビュー作『Wellif』から大胆に逸脱し、未知の領域へと誘う。オープニングの『Steady Mouth』では、最初の音色からほろ苦く心に染み入るようなヴァイオリンの音色がフェードインする。一瞬のうちに、Tristanneはあなたをウサギの穴の奥深くにあるまばゆいマトリックスの中に消失させる。 そこは、ピエロ・ウミリアーニの70年代のいかがわしいジャッロ時代と、OPNのゴールドウェーブ周波数が官能的に共鳴する場所だ。喘ぐような緊張の囁き、彼女の癒しの声、そして音のサブリミナル的誘惑によって、彼女は自らの瑞々しい愛の秘密の領域を解き明かし、深く隠された失われた感情や変異した感情を解き放つ。 If Onlyのメロウなハープ・コードが魅惑的な新世界のユートピアの情景を描き出す一方で、Whordusのパーカッシブなクラッターは、この未来の夢をシンコペーションさせ、挫折した世代のためのビデオドロームへとカイアスティックにスライドさせながら変異させる。 音楽仲間のエリザベス・クリンク（ヴァイオリン）、インドレ・ジュルジェヴィチュテ（カンクレ）、カート・ヴァンストラレン（フルート）、ゲルト・マルフリート（ドラムス）の助けを借りて、トリスタンヌの「Sexy Tears」は、まばゆいばかりの音の矢を放つ現代のキューピットのように、あなたのハートを直撃する。" レーベルその他作品はこちら /// Click here to...

スペインのシンガーソングライターEva Fernández Suárezと南フランスのギタリストThomas Barrièreが、2025年5月にベルギー・ゲントの実験／フォークレーベルMorctapesからリリースした共作レコードです。 2016年に他界した彼女の母Adelaについて綴ったネオクラシカル・アンビエントフォーク8曲を収録。DLコード付属。 以下、レーベルによる解説です。 "Eva Fernández SuárezとThomas Barrièreは、デュオとしてではなく、以前から活動していた。Evaはスペイン北部のアストゥリアス地方出身だが、ここ数年はフランスに在住している。ソロシンガーとしての彼女の作品は、古典的なフォークにインスパイアされたものにしっかりと根ざしており、特に荒涼とした、骨太でストリップダウンしたようなものが多い。 ゆったりとしたリズミカルな語り口、完璧に配置されたメロディックなニュアンス、深く硬質なものからフェアリーなものまで難なく歌いこなす声域など、Evaの歌声は実に個性的だ。しかし、彼女は優れたソングライターでもあり、2016年にthree:four recordsからDana ValserというペンネームでCDリリースされたデビューアルバム『Antiguo』でその事実を見事に証明してみせた。その後、長い沈黙が続いたが、幸いにも『Adela』のリリースでその沈黙は終わった。 2016年末、Evaは母Adelaを亡くした。彼女の名を冠したこのアルバムには、その喪失感が色濃く漂っている。このアルバムには悲しみが感じられるが、この作品を形作っているのは悲しみだけではない。たとえテキストが歌われているスペイン語が理解できなくても、希望や喜びの要素が浮かび上がってくることもある。...