The Outsert // INOUT003 12inch

※1月上旬再入荷後発送します フィンランド・ヘルシンキのジャズレーベルWe Jazzによる季刊誌の2025年夏号です。 ほぼフルカラーの全文英語128ページです。   The 15th issue of We Jazz Magazine, "Forfolks" for...

スウェーデン・ストックホルムのテクノ作家Doldが、2025年10月にドイツのテクノレーベルThe Third Roomからリリースした再発12"です。（オリジナルは2024年リリース） ミニマルテクノ4曲を収録。 前作もオススメです。 The Third Room · T3R014 | Dold - Metamorphism...

フランスのエレクトロニック作家stuckinwaveformsが、2025年11月にモロッコのcasa voyagerからリリースしたレコードです。 ドリーミーなIDM〜インスト・ヒップホップ〜アンビエント・ハウス8曲を収録。 Casa Voyager · CVX01 - STUCKINWAVEFORMS - EXTRACTING LIGHT ------------------------------------------------ 12"...

イラク出身スペイン／オーストラリア在住のアンビエント・ポップ作家Daniaが、2025年10月にスコットランド・グラスゴーのアンビエントレーベルSomewhere Pressからリリースしたレコードです。 アンビエント・ポップ7曲を収録。 ※デジタル音源を無料でお送りいたしますのでお気軽にご連絡くださいませ 以下、レーベルによる解説です。 "夜になると、物事は移り変わる。影の中で世界は奇妙な動きを見せ、生態系は変容し、見えるものと見えないものの境界は溶けていく。恐怖や忌まわしい力が集まる場所としてのみ見られがちだが、これは同時に「深夜」でもあり、人々や場所、物事が異なって現れ、異なる振る舞いを見せる並行世界でもある。闇の中では世界は異なる調和の中にあり、夢と幻想が手の届くところまで近づく。夜にしか咲かない日本のヘビウリの花が、まるで別の世界に属するかのように月明かりに姿を現すのもこの時だ。「夜勤をしていると、この異世界が見えるの」とDaniaは言う。彼女はバルセロナでの生活と、オーストラリアの辺境地帯での救急医としての夜勤を両立させている。 真夜中過ぎにすべて作曲された『Listless』は、その境界性を映し出し、夜の空間から語りかける。超越的なボーカルの層に支えられ、暗闇の中でしか息づかず、人目につかぬところで花開くものすべてが持つ、静かながらも力強い力を包み込む。初めて楽曲にドラムを導入したDaniaのプロダクションは、夢幻的な音楽の深い井戸から汲み上げられ、最終的に新鮮で感情的なサイケデリックな構文を創り出す。「これはポップレコードじゃありません」と彼女は語る。「でも今まで作った中で、それに一番近いものです」 アイデンティティと植民地主義の地形、そして両者の絡み合いを探求した一連の高度にコンセプチュアルな作品群を経て、Daniaはより感情的で本能的なものに触れようと試みた。夜の奇妙なエネルギーからインスピレーションを得て、『Listless』は容易に見たり説明したりできないこの時間と場所の肖像を描き出す。現実を再構築し新たな何かを露わにする。ある瞬間、彼女は対象に向かってこう詠う。「君の顔は太陽の下では違う色をしている」  「ハートシェイプド・バーン」では、ルパート・クレルヴォーの内臓を揺さぶるパーカッションが、オーストラリアでの夜勤体験に着想を得たドローンとドラムの儀式を燃え上がらせる。「患者の胸にできたハート型の火傷にちなんで名付けました」とDaniaは語る。「彼女のパートナーが胸に熱湯をかけたんです。最初は怯えて心を閉ざしていましたが、完璧なハート型の火傷を指さすと、私たちは共に笑い、その暗い皮肉に気づいたのです」一方「Car Crash Premonition」では、ダウンテンポのビートと詠唱が渦巻く。この曲は午前3時にスタジオへ向かうタクシーでの恐怖体験の後に書かれた。「無謀な運転のタクシー運転手で、『これで終わりだ』と思った瞬間、人生が走馬灯のように駆け巡り、間一髪で衝突を免れたんです」 DaniaはListlessの世界観——暗黒の皮肉、深い内省、そして昼間の世界からの解放——を創り出した。これらの楽曲は境界領域のための未来の賛歌であり、真夜中を過ぎた先に待つ異世界へ漂うための招待状なのだ。" レーベルその他作品はこちら /// Click here...